Webサイトの構成を明確にする為に必ず、Webサイト構成表を作成しましょう。
「サイト全体で何ページになるか?」「どのページにどんな内容のコンテツを入れるか?」「どういう順番でコンテンツを並べたら、ユーザーが見やすい・解りやすいか?」
などは、必ずデザイン部分に入る前に決めてしまいましょう。もちろん作る過程で多少変更はありますが、基本的には入れるべきコンテンツの種類・内容・順番が決まった段階で、ワイヤー・カンプに入ります。
この構成表はサイトマップとは違い、自分自身のサイト制作作業をスムーズに進める為に用意する物です。
サイトマップとは?
サイトマップとは、サイト全体のページ構成や、「どの様なコンテンツが入るか?」などを示すためのもので、サイト制作を進める上で無くてはならない物です。
サイトマップは大きく分けると、ユーザー用と検索エンジン用の2種類があります。

構成表作成の手順
掲載させるコンテンツのグループ分け
いきなり、構成表を作るのでは無く、まずはそのWebサイトに必要なページを全て書き出してみましょう。この時は階層、カテゴリーなど関係なくとにかく思いつくままに。それが終わったらその中でグループ分けをします。
コンテンツの重要度をランク付け
コンテンツのグルーピングが終わったら、次はどの様な順番でページに載せていくかです。気をつけなければいけないのは、作る側やクライアントが「これは重要だ!」と思っているページでも、ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・情報か、どうかをしっかりと見極めて、順番を決めましょう。また、コンテンツの順番はSEOとも関わってくるので、上位検索を考えている人はここで、必ず、「検索キーワード」を選定し、キーワードの内容も加味したランク付けを行いましょう。
ユーザーの利便性を考える
Webサイトの階層が深ければ深いほど、ユーザーは多くのリンクをクリックしなければなりません。要点をしぼってなるべく浅い階層(2〜3階層)を目指しましょう。また、ユーザーがどういう順番で情報を取得すると、ユーザーにとって便利なサイトになるか、などユーザー目線での導線作りを心がけましょう。
課題
自身で1つサイトを探して、自分なりに「サイトの構成表」を作ってみましょう。そしてクライアントワークのサイトの構成表も必ず作成しましょう。

上記のサイトの場合の例
コンテンツ構成表
ページ構成:5ページ
- Home:トップページ
- About
- Menu
- Party
- Contact
- Reservations(外部サイトへのリンク)
Homeページのコンテンツ内容
- ロゴ(共通)
- グローバルナビ(共通)
- キービジュアル
- aboutの概要(aboutページへのリンクボタン)
- menuの概要(menuページのイメージ画像、Menuページへのリンクボタン)
- お店情報(お店情報のイメージ画像、Contactへのリンクボタン)
- 外部サイトへのリンク(食べログ・ぐるなび・外部web予約システムサイト)
- 次ページ(aboutページ)へのリンク
- フッター(コピーライト、SNSリンク)
aboutページのコンテンツ内容
- ロゴ(共通)
- グローバルナビ(共通)
- キービジュアル
- ページ内リンクボタン
- お店のコンセプト(店内などのイメージ画像)
- シェフの紹介(シェフの画像)
- SNSへのリンク
- 予約への誘導
- 外部サイトへのリンク(食べログ・ぐるなび・外部web予約システムサイト)
- 次ページ(Menuページ)へのリンク
- フッター(コピーライト、SNSリンク)
Menuページのコンテンツ内容
- ロゴ(共通)
- グローバルナビ(共通)
- キービジュアル
- ページ内リンクボタン
- シェフのご挨拶
- 料理5品の紹介・料理の画像付き
- シェフが料理しているイメージ画像
- 予約への誘導
- 外部サイトへのリンク(食べログ・ぐるなび・外部web予約システムサイト)
- 次ページ(Partyページ)へのリンク
- フッター(コピーライト、SNSリンク)
Partyページのコンテンツ内容
- ロゴ(共通)
- グローバルナビ(共通)
- キービジュアル
- ページ内リンク
- 貸切パーティーについて
- プランの内容例を4例(人数、予算、要望に応じて変更可、という事を明記)
- 貸切パーティーの場合の細かい情報
- パーティーのイメージ画像
- 予約への誘導
- 外部サイトへのリンク(食べログ・ぐるなび・外部web予約システムサイト)
- 次ページ(Contactページ)へのリンク
- フッター(コピーライト、SNSリンク)
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